通関士 試験制度・科目免除・令和7年度(第59回)合格率で選ぶ
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通関士の通信講座・独学ガイド|試験制度・科目免除・令和7年度(第59回)合格率で選ぶ

最終更新: 2026年8月17日 / 運営:

通関士は、財務省・税関が所管する貿易関連の国家資格です。輸出入者の依頼を受けて、税関に対する輸出入の申告や関税の納付などの手続を代理・代行する「通関業」において、通関書類の審査や記名押印などを担う専門職です。国際物流・貿易実務に直結する資格で、受験資格に制限がなく誰でも挑戦できる一方、関税法や通関実務など専門性の高い3科目が問われます。この記事では、まず税関の公式情報から通関士とは何か・受験資格・試験科目・科目免除・受験手数料・第60回(令和8年度)の日程を整理し、税関が公表している直近の試験結果、LEC・フォーサイト・アガルート・TAC・日本関税協会の講座情報、独学という選択肢までまとめます。

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先に要点
・通関士:財務省・税関が所管する国家資格。試験は各地の税関が実施します
・受験資格:学歴・年齢・経歴・国籍等の制限なし。どなたでも受験できます(税関公式)
・試験科目:3科目(通関業法/関税法等/通関書類の作成要領その他通関手続の実務)、いずれもマークシート方式
・科目免除:通関業務等の実務経験が通算15年以上で2科目、5年以上で1科目が免除される制度があります(条件あり)
・受験手数料:書面出願は3,000円分の収入印紙、電子申請(NACCS)は2,900円。受験しなかった場合も還付されません
・第60回(令和8年度/2026年度):試験日は令和8年10月4日(日)、願書受付は令和8年7月21日〜8月4日、合格発表は税関HP掲載が11月10日・官報掲載が11月20日の予定
・直近の確定結果=第59回(令和7年度):受験者6,322人・合格者954人・合格率15.1%(税関公表)
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1. 通関士とは

通関士とは、税関の公式サイト(通関士制度の概要)によると、「国家試験である通関士試験に合格した者のうち、勤務先の通関業者の申請に基づく財務大臣の確認を受け、通関業務に従事する者」をいいます。通関士制度は、関税の申告納税制度への移行に伴い昭和42年に通関業法が制定された際に導入された制度です。通関業とは、税関の公式情報によると「他人の依頼を受けて税関官署に対してする輸出又は輸入の申告、関税の納付、不服申立て等の手続について、輸出入者に代わって代理・代行することを業として行うこと」を指します。つまり通関士は、貿易実務の現場で税関手続の適正・迅速を支える専門職であり、試験合格に加えて財務大臣の確認を受けることで通関士として通関業務に従事できる、という位置づけです。

2. 試験制度(受験資格・試験科目・形式・受験手数料)

税関の公式情報(通関士試験受験案内)によると、受験資格については「学歴、年齢、経歴、国籍等についての制限はありませんので、どなたでもこの試験を受けることができます」とされています。試験は3科目で構成され、各科目とも筆記(マークシート方式)で行われます。試験は全国同時に実施され、税関公式によると「全国同時に行われる試験ですので、どこの受験地でも受けられます」とされています(受験願書は受験地を管轄する税関へ提出)。

税関「通関士試験受験案内」(customs.go.jp、2026年8月17日時点で確認)に記載された試験科目にもとづく。出題数・配点等の詳細は年度・公式資料により異なる場合があります。
科目内容形式
通関業法通関業法に関する知識マークシート方式
関税法等関税法、関税定率法その他関税に関する法律及び外国為替及び外国貿易法(同法第6章に係る部分に限る)マークシート方式
通関書類の作成要領その他通関手続の実務いわゆる「通関実務」マークシート方式

受験手数料については、税関の公式情報によると、書面出願の場合は「3,000円分の収入印紙(現金、郵便切手、都道府県発行の収入証紙等は不可)」を受験願書に貼り付けて納付し、電子申請(NACCS)の場合は「受験手数料の2,900円」を電子納付するとされています。なお税関公式には「受験手数料は、通関士試験を受けなかった場合においても、還付しません」と明記されているため、申込後は受験しなくても返金されない点に注意してください。また、第60回試験からは書面出願の受付が原則郵送のみに変更されています。最新の出願方法・金額は必ず税関の公式受験案内でご確認ください。

3. 科目免除制度(実務経験によるルート)

通関士試験には、通関業務等の実務経験に応じて試験科目が免除される制度があります。税関の公式情報によると、通関業者の通関業務または官庁における関税その他通関に関する事務に従事した期間が通算15年以上になるときは2科目(関税法等および通関実務)が免除され、通算5年以上になるときは1科目(通関実務)が免除されます。

科目免除は「実務経験が通算15年以上/5年以上」という条件を満たす人が対象の制度で、誰でも免除を受けられるわけではありません。免除を受けるには所定の証明が必要で、対象となる業務・期間の要件は年度により異なる場合があります。自分が免除の対象になるかどうか、必要な手続は、必ず税関の公式受験案内でご確認ください。

4. 第60回(令和8年度/2026年度)試験の日程

税関の公式情報(第60回通関士試験受験案内)によると、第60回試験の試験日は令和8年10月4日(日)です。受験願書の受付期間は令和8年7月21日(火)〜8月4日(火)とされています。本記事執筆時点(2026年8月17日)では、願書受付期間の前後の段階にあたるため、出願を検討している方は必ず税関公式で受付期間と提出方法(第60回から書面は原則郵送のみ)をご確認ください。合格発表は、税関ホームページへの合格者受験番号の掲載が令和8年11月10日(火)、官報への掲載が令和8年11月20日(金)の予定です。

税関公式「第60回通関士試験受験案内」(customs.go.jp/tsukanshi/、2026年8月17日時点)を情報源とする。日程は変更される場合があります。
項目時期
願書受付期間令和8年7月21日〜8月4日(書面は原則郵送のみ)
試験日令和8年10月4日(日)
合格発表(税関HP掲載)令和8年11月10日(火)(予定)
合格発表(官報掲載)令和8年11月20日(金)(予定)

第60回(令和8年度)試験の合格率・合格者数は、本記事執筆時点では試験実施前・合格発表前のため存在せず、本記事では扱いません。参考として、次の章では税関が公表している直近の確定結果を紹介します。

5. 直近の試験結果(第59回まで・税関公表の合格率)

税関の公式情報には、直近5回分の受験者数・合格者数・合格率が一覧で公表されています。直近の確定結果は第59回(令和7年度・2025年10月5日実施)で、受験者数6,322人・合格者数954人・合格率15.1%です(いずれも税関公表の数値)。過去5回を見ると合格率は12.4%〜24.2%の範囲で変動しており、年度による差が大きい試験であることがわかります。

税関公式「通関士試験受験案内」および第59回試験結果(customs.go.jp/tsukanshi/、2026年8月17日時点)に掲載された数値。合格率は税関が公表している値です。
回(実施年度)受験者数合格者数合格率
第55回(令和3年)6,961人1,097人15.8%
第56回(令和4年)6,336人1,212人19.1%
第57回(令和5年)6,332人1,534人24.2%
第58回(令和6年)6,135人759人12.4%
第59回(令和7年)6,322人954人15.1%

なお税関公式によると、通関士試験の合格基準は事前には公表されず、合格発表の際に公表されるとされています。合格率がおおむね1〜2割という水準からもわかるとおり、通関士試験は専門性の高い試験です。通信講座を受講すれば必ず合格できる、あるいは誰でも合格できるといった性質の試験ではありません。講座受講によって合格率が上がることを示す公式データはなく、本記事は特定の講座・学習方法での合格を保証するものではありません。最新の合格率・合格者数・合格基準は、必ず税関の公式発表でご確認ください。

6. 通信講座と独学を比較

通関士試験は、関税法や通関実務など専門用語の多い科目に加え、輸入(納税)申告書の計算・作成といった実務的な出題があるため、通信講座で体系立てて学ぶ人が多い資格です。一方で、税関公式の受験案内や過去問題(税関サイトで公開)を活用した独学、日本関税協会の通信教育講座を使う進め方もあります。同じ資格の講座を比べる際は、料金が公式サイトで明示されているか、対象年度(合格目標年度)はいつか、教育訓練給付金などの対象かといった点も選び方のポイントになります。各社とも案内している対象年度・金額が変わる場合があるため、申込前に必ず公式サイトでご確認ください。

LEC公式(lec-jp.com/tsuukanshi/)は2026年8月17日時点で受講料を直接確認。フォーサイト(foresight.jp/tsukanshi/)・アガルート(agaroot.jp/tsukanshi/)・TAC(tac-school.co.jp)・日本関税協会(kanzei.or.jp)の金額・対象年度は各公式サイトでの要確認事項として掲載しています(2026年8月17日時点)。料金・対象年度は変更される場合があります。
選択肢料金(税込)の目安特徴向いている人
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フォーサイト「スピード合格講座」52,800円(送料別)・デジタルプラン29,800円と案内(対象年度・最新金額は公式で要確認)オンライン教材中心の通信講座費用を抑えつつ通信講座で学びたい人
アガルート「入門総合講義/全科目」60,280円などと案内(対象年度・最新金額は公式で要確認)オンライン中心の講座オンライン完結で学びたい人
TAC「スマートWeb本科生」88,000円〜と案内(対象年度・最新金額は公式で要確認)通学・通信を展開する大手予備校大手予備校の通信・通学を比べたい人
独学(日本関税協会/税関公式教材)日本関税協会「通関士養成通信教育講座」全科目コース83,600円(早割62,700円)と案内。税関公式の受験案内・過去問は無料公式の受験案内+過去問や、試験と関わりの深い団体の通信教材で学習費用を抑えて自分で計画的に進めたい人

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LEC東京リーガルマインド(lec-jp.com)は、通学講座も展開する大手予備校で、通関士試験対策の講座を開講しています。公式サイトでは、2026年試験合格を目指す「通関士 初学者コース」(Web通信・DL・スマホ対応)が202,950円と表示されています(2026年8月17日時点で当サイトが公式ページを確認)。このほか、基礎力養成講座や過去問演習講座といった単科講座も案内されています。コース内容・受講料・対象年度・割引の有無は変更される場合があるため、あなたが目標とする年度に対応するコースの有無・金額は、必ず公式サイトでご確認ください。受講によって合格率が上がることを示す公表データはなく、本記事は特定の講座・学習方法での合格を保証するものではありません。

向いている人:通学講座も選べる大手予備校のカリキュラムを、公式サイトで確認したい人。

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フォーサイト 通関士講座オンライン教材中心

フォーサイト(foresight.jp)は、オンライン教材を中心とした通信講座を提供しており、通関士試験対策として「スピード合格講座」などを案内しています。公式サイトでは受講料52,800円(送料別)やデジタルプラン29,800円といった表示が確認できますが、対象年度・最新の金額・給付金対象の有無は変更される場合があるため、必ず公式サイトでご確認ください。

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アガルート(agaroot.jp)は、オンライン中心の講座を提供しており、通関士試験対策として「入門総合講義」などのプランを案内しています。公式サイトでは「全科目」で60,280円といった表示が確認できますが、対象年度・最新の金額は変更される場合があるため、必ず公式サイトでご確認ください。TAC(tac-school.co.jp)も「スマートWeb本科生」88,000円〜などの通信講座を案内しており、あわせて比較できます。

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独学(税関公式+過去問/日本関税協会の通信教育)費用最小

受験資格・試験科目・科目免除・受験手数料・日程といった制度面は、税関の公式サイトで確認できます。税関サイトでは過去の試験問題・解答も公開されており、無料の一次資料として活用できます。また、公益財団法人日本関税協会(kanzei.or.jp)は「通関士養成通信教育講座」を提供しており、公式サイトでは全科目コース83,600円(早割62,700円)といった表示が確認できます(対象年度・最新金額は公式で要確認)。ただし合格率がおおむね1〜2割という数値が示すとおり試験の専門性は高く、独学での合格率について公式に発表された数値はありません。通関実務の計算・作成問題は独学だと手順の確認が難しい面もあるため、最新の受験案内を公式サイトで確認したうえで、自分に合う方法を選ぶことをおすすめします。

向いている人:費用を最小限にして、公式情報や過去問を確認しながら自分で計画的に進められる人。

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7. まとめ:あなたに合う対策の選び方

通関士は、受験資格に制限がなく誰でも挑戦できる財務省・税関所管の国家資格ですが、直近の第59回(令和7年度)試験の合格率15.1%(受験者6,322人・合格者954人)が示すとおり、専門性の高い試験です。試験は3科目(通関業法/関税法等/通関実務)のマークシート方式で、通関業務等の実務経験が通算15年以上/5年以上ある人には科目免除の制度があります。第60回(令和8年度)試験は試験日が令和8年10月4日、合格発表は同年11月の予定です。

受験資格・試験科目・科目免除・受験手数料・試験日程の正確な最新情報は、必ず税関の公式サイトでご確認ください。本記事は特定の講座・学習方法での合格を保証するものではなく、資格取得によるキャリア・年収・転職等の便益を保証するものでもありません。

8. よくある質問(FAQ)

Q. 通関士試験の受験資格は?

A. 税関の公式情報によると、学歴・年齢・経歴・国籍等の制限はなく、どなたでも受験できます。

Q. 試験科目は何ですか?

A. 通関業法/関税法等(関税法・関税定率法その他関税に関する法律および外国為替及び外国貿易法の一部)/通関書類の作成要領その他通関手続の実務、の3科目で、いずれもマークシート方式です。

Q. 科目免除はありますか?

A. 通関業務等の実務経験が通算15年以上で2科目、通算5年以上で1科目が免除される制度があります。条件や手続の詳細は税関公式でご確認ください。

Q. 受験手数料はいくらですか?

A. 書面出願は3,000円分の収入印紙、電子申請(NACCS)は2,900円です。受験しなかった場合も還付されません。最新の金額・出願方法は税関公式でご確認ください。

Q. 直近の合格率は?第60回の日程は?

A. 直近の確定結果は第59回(令和7年度)で、受験者6,322人・合格者954人・合格率15.1%(税関公表)です。第60回(令和8年度)試験は令和8年10月4日実施、合格発表は同年11月の予定で、合格率・合格者数は試験実施前・発表前のため本記事では扱っていません。

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